~ むち打ち損傷とは ~
「むち打ち(ムチウチ)症」とは、追突事故などの衝撃で、首の骨(頸椎)が過度に曲げ伸ばしされ「ムチ」のような動きを強制されることによって発生します。「頚椎捻挫」や「外傷性頚部症候群」ともいいます。
その際、首の正常な可動範囲を超えてしまうことで、首の靭帯や筋肉が傷つき、首の痛みや頭痛・肩こり・手のしびれ・首や肩の運動制限・めまい・吐き気などの様々な症状を引き起こします。交通事故の怪我の度合いにもよりますが、非常に軽度なものから、後遺症を残すものまで様々です。
「むち打ち症」の9割が、交通事故(特に後方からの追突)によるものといわれています。
~ むち打ちの治療と注意点 ~
軽いケガだと思って放っておくと、後々「痛み」や「しびれ」等の症状が出てくることも少なくありません。また目に見える外傷がなくても、首や肩の痛み・腰痛、頭痛やめまい、倦怠感、不眠などで悩まれる方は非常に多く見受けられます。
交通事故治療は、『早期治療』が大切なポイントとなります。
当整骨院では、様々な症状に対応できる経験豊富なスタッフによる手技療法・マッサージ・矯正・電気療法などを組み合わせた施術で、患者様それぞれの身体の状態に合わせた治療を行っております。患者様の痛みを少しでも早く取り除き、『早期回復』に向かわせます。
頸椎捻挫型
むち打ち症と診断されるものの7~8割を占めています。頚部を支持する首から肩にかけての筋肉や靭帯、軟部組織の損傷が原因です。通常、治療を開始して、だいたい8週間前後で損傷を受けた軟部組織などはほぼ改善します。
【 主な症状 】
首を動かした時の首の後ろや肩の痛み、首や肩の動きが悪く制限される。後頭部や首全体・肩・背中などの痛み、こり、頭痛やめまい、多少のしびれなど
頸椎神経根型
追突などの外力により頚椎の骨のならびに歪みが出来ると、頚部の神経が圧迫または伸ばされて痛みやしびれ等の症状がでます。
【 主な症状 】
首の痛み、腕や手の痛み・しびれ・筋力低下、だるさ、後頭部痛・頚部痛などがあります。 これらの症状は、首の運動や咳・くしゃみなどに伴い強くなることがあります。
バレリュー症候群
頚部の障害によって、自律神経障害を伴うものを「バレリュー症候群」といいます。身体には、自分の意思とは関係なく生体の状態を一定に保つ働きをする自律神経(交感神経・副交感神経)があり、そのうちの交感神経を痛めた事により起こります。「後部交感神経症候群」ともいいます。
この神経を損傷すると、自律神経のバランスが崩れ身体のあちこちに症状がでます。
【主な症状 】
頭痛、肩こり、腰痛、めまい、耳鳴り、難聴、吐き気、不眠、倦怠感、疲労感、動悸、息切れ、食欲不振など様々な症状が起こります。
脊髄症状型
頚椎の骨折や脱臼などの怪我により大事な脊髄そのものが損傷されると、その脊髄神経以下の神経・筋肉・感覚・内臓器などに異常や障害が起こります。
【 主な症状 】
上肢や下肢のしびれ・知覚異常、歩行障害、膀胱障害などが起こります。
脳脊髄液減少症 (低脊髄圧症候群)
頭の中では常に脳脊髄液が作られていますが、交通事故の衝撃により脊髄の膜(髄膜)が裂け、そこから髄液が漏れて少なくなることを「脳脊髄液減少症」といいます。裂け目は自然にふさがり治ることが多いですが、むち打ちと診断されて、半年から1年経過しても症状が改善されない場合は、「脳脊髄液減少症」の疑いがあります。脳脊髄液減少症の症状は様々で、不定愁訴が診られ、初期には頭痛が多くみられます。又、これらの症状は、天候に左右されることが特徴的です。横になると楽になる傾向にありますが、脱水でも症状が悪化する事もあります。疑いのある場合は、脳MRI検査・MRミエログラフィ・RI脳槽シンチグラムで診断します。
【 主な症状 】
特徴は、起きているときに強い頭痛があり、横になっていると症状が緩和しやすい。頭痛、嘔吐、全身倦怠感、視力障害、難聴、顔面の筋力低下、発汗、めまい、ふらつき、しびれ、背部痛、上肢痛などが診られます。
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